介護福祉総合センター「あぐりんの家」では6月30日に、同センター1階のデイサービスフロアで、夏野菜を使ったカレーを作りました。デイサービスの利用者14人が参加。出来上がりまでの過程を楽しみ、調理を通して利用者間のコミュニケーションを図りました。
使用した野菜は、「あぐりん畑」で採れたじゃがいも(5/29収穫)、玉ねぎ(4/12、5/22収穫)、そして「畑のつづき」の夏野菜。カレー作りはAチームとBチームに分かれて「炎の料理対決」! 調理行程でのチームワークの良さと、出来上がった料理の見た目や美味しさなどを競います。
チームごとにミーティングをして、役割分担を決めました。米を研ぐ、材料を選ぶ、切る、炒める、味付け、混ぜる、盛り付ける、などなど。チームで協力しつつ、楽しく調理開始です。
採点は、職員4人が審査員となって行われました。採点項目は、調理行程の[協調性][連携][安心感][雰囲気][分担]など、料理内容の[見た目][工夫][栄養][バランス][美味しさ]などで、合計400点満点で評価されました。点数の札も利用者の皆さんのお手製です。
11時過ぎには、フロアいっぱいに美味しい匂いが漂いました。皆さんの真剣な取り組みのおかげで、各チームとも個性ある美味しいカレーが出来上がりました。
箸休めとデザートには、調理師さん作の、「初物キュウリの酢の物」と「杏仁豆腐」も並び、旬の夏野菜カレーを皆でいただきました。
おやつタイムには結果発表が行われ、勝利したのはAチーム! フロアは審査員の採点に湧き上がりました。
参加した利用者の方からは、「皆で作ったからとても美味しい」「ほんまに楽しかった」、男性の方からも「料理するのは久々」「また、この企画をしてほしい」などの声が上がりました。